エアコンの室外機は内部に汚れが溜まると、冷暖房の効率が悪くなり電気代が多くかかります。長い間汚れを放置しておくと故障につながることもあるので、定期的にプロにクリーニングを依頼すると良いでしょう。外からはゴミが見えていない場合でも、室外機から異常音がするようなら内部のフィルターにチリやホコリなどが詰まっている証拠。早めのクリーニングが必要です。室外機の上蓋を外して内部の掃除をするのは素人には危険が伴います。誤って感電してしまう恐れや内部の部品で手を傷つける恐れがあるからです。構造が複雑なので、無理に間違ったメンテナンスをすると故障してしまうこともあります。高圧洗浄機での掃除も内部の部品が変形する等の危険があるのでやめましょう。専門のクリーニング業者に依頼すれば危険にさらされることなく、徹底的に洗浄してもらえるので安心です。プロによる室外機の定期的メンテナンスで、電気代を節約し気持ちよくエアコンを使うことができます。

エアコンの室外機の役割

エアコンは基本的に「室内機」と「室外機」の二つから成りたっています。そして両方をつないでいる配管に「冷媒」というガスが入っています。その冷媒は室外機の中で圧縮されて、熱を運ぶという役割があるのです。たとえば冷房の運転をする時には、部屋の熱を室内機に取り込みます。そして室外機から屋外に放出します。逆に暖房の運転の時にはその真逆の動きをすることによって、部屋に暖気を送ることが出来るのです。室外機にはこのような大切な役割があります。もしもエアコンの寿命を延ばしたいのであれば、室内機同様、室外機も大切に使うべきでしょう。基本的に室外機は屋外に設置されている為、普段から雨風にもさらされています。そのため室外機の寿命を延ばすためには、室外機の前に物を置かないようにしたり、設置場所を変えてみるなどの工夫が必要です。