エアコンクリーニングは単に汚れを除去するだけではなく、新たな汚れの発生を防ぐことも重要なポイントです。汚れは見映えが悪い、悪臭を放つなどの不具合をもたらす他、害虫を呼び寄せる問題もあります。エアコンの汚れをエサにする害虫も少なくないので、不快な思いをしないためにも防虫対策は必須と言えるでしょう。エアコンクリーニングにおける防虫対策はドレンの排出口に専用のキャップをはめるのが効果的な対処法です。防虫キャップはドレンからの排出は妨げず、害虫の侵入は防ぐ構造になっているのでエアコンを安全に使うことができます。特別な技術や道具は必要ないので、キャップを用意できればすぐに防虫対策を実施できるでしょう。 キャップとドレンのサイズがぴったり合わないと防虫の効果が得られないので、その点だけは注意しなければいけません。

エアコンクリーニングの防カビコーティングの効果

エアコンは非常にカビが発生しやすい環境にあります。エアコン内部は湿気が溜まりやすく、また汚れが吸着する性質があります。カビにとって居心地がよい環境であるため、カビの温床となってしまうのです。カビを撃退するには定期的なエアコンクリーニングが必要で、年に1回のペースで行っておけば安心できます。さらに徹底してカビ対策をするなら、防カビコーティングが役立つでしょう。防カビコートとも呼ばれており、カビの発生源となりやすい部分に薬剤を噴射します。

防カビコーティングの効果は使用する薬剤、エアコンの使用環境などに左右されます。注意点は長くても1年くらいしか繁殖を抑制できないことです。それゆえ1年に1回の頻度でエアコンクリーニングをするのが好ましいとされています。特にカビのニオイが大の苦手、カビが原因のアレルギーに悩まされているという方は、エアコンクリーニングとあわせて防カビコーティングを行っておきましょう。